阿蘇中央部の滝

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数鹿流ヶ滝 鮎返りの滝 千間の滝 碧流の滝 金龍の滝 古閑の滝 清水滝 恐ヶ淵 木郷滝 うそぐいの滝 名称不詳滝 「阿蘇中央部の滝」は収録滝数が多いので「南阿蘇村の滝」、「阿蘇東部の滝」の2ページに分けて示します。このページには代表的な5滝を示します。
  1. 数鹿流ヶ滝
  2. 鮎返りの滝
  3. 金龍の滝
  4. 古閑の滝
  5. うそぐいの滝
南阿蘇村の滝 阿蘇東部の滝
  1. 数鹿流ヶ滝
  2. 鮎返りの滝
  3. 千間の滝
  4. 碧流の滝
  5. 金龍の滝
  6. 恐ヶ淵
  7. 清水滝
  1. 古閑の滝
  2. 木郷滝
  3. うそぐいの滝
  4. 名称不詳滝

1.数鹿流ヶ滝

地図

所在地:阿蘇郡南阿蘇村黒川

撮影:2000年12月

落差:60m、幅20m(現地案内板)

交通
国道57号線沿い、国道325号線との交差点を過ぎて100m程の所の道路の川側に10数台の駐車スペースあり。そこから展望台まで遊歩道で3分ほど。

見所
日本の滝100選の一つ。白川の支流で阿蘇谷の水を一手に集める黒川のカルデラ底からの出口にかかる。
 半円形の滝崖と広い滝壺を持つが、滝崖の柱状節理はごく一部で大半の岩石は不規則な割れ方をしている。立野溶岩を浸食してできた。
2.鮎返りの滝

地図

所在地:阿蘇郡南阿蘇村栃木

撮影:2000年12月

落差:40m、幅6m(現地案内板)

交通
国道57号線南阿蘇村阿蘇大橋交差点より国道325号線に入り約1.5km栃木入り口に標識あり、そこで左折する。小山旅館入り口の標識で左折し、突き当たりを右折。最初(たぶん)の角を左折して細い道を下りていくと駐車場に着く。そこが展望台になっている。

見所
白川にかかる。白川は南郷谷の唯一の排水路となっている。やはり、阿蘇外輪山の内側にある滝である。
 鮎返りの滝は落差40mで、これまで見た「阿蘇の滝」と同様に半円形で大きく、深い滝崖と滝壺を持つ。数鹿流ヶ滝と同様に柱状節理は不明瞭であるが、やはり、立野溶岩を浸食してできた滝である。
 以前は滝壺に行く道が展望台よりあったが、台風がきた後落石がひどく閉鎖されている。
5.金龍の滝

地図

所在地:阿蘇郡南阿蘇村垂玉温泉

撮影:2001年11月

落差:60m(現地案内板)

交通
阿蘇大橋より国道325号線に入り約4km、垂玉温泉の標識に従って、左折。約1kmで標識に従って右折。約3km山口旅館の前にある。その先4〜500m先にある国民宿舎の前に広い駐車場がある。

見所
細く、水量も少ないながら落差のある2条の滝が落ちる。全体を見渡す写真がなかなか撮れなかった。
 滝の直下流に旅館の露天風呂があり、覗き、盗撮をしているみたいでゆっくり鑑賞しにくいのが難点。

6.古閑の滝

地図

所在地:阿蘇市一の宮町坂梨

撮影:2001年2月

落差:男滝 80m、女滝 100m(現地看板)

交通
国道57号線で一宮町坂梨の国道265号線との交差点へ。国道265号に入ってすぐに古閑の滝への案内標識があるので標識にそって進む。駐車場に数台停められる。駐車場から徒歩約10分で、展望台に着く。

見所
阿蘇外輪山からカルデラ内に落ちる水が冬になると凍りつき、氷瀑となる。展望台から男滝、女滝両方が見られる。

10.うそぐいの滝

地図

所在地:阿蘇郡高森町永野

撮影:2005年11月

落差:?

交通
高森町中心部より国道265号を南下約3km、高森トンネルの先で国道325号へ左折。2km弱の所で、県道212号(津留柳谷線)に左折。10km程行った突き当り(津留)で左折し、県道8号(竹田五ヶ瀬線)に入る。約5km行ったところの永野集落内に標識があるので左折。後は要所に標識があるので2km弱ぐらい。終点に駐車場あり。最近整備された遊歩道を降りる。15分くらい(健脚の方、高低差大きいので時間は個人差大)。最低運動靴。汚れても良い格好。

見所
新聞やテレビで紹介されて有名になっている。最近、駐車場、遊歩道が整備されて誰でも訪れるようになったが、険しい所である。
 大谷川(の支谷かも知れない)は両岸が溶結凝灰岩の切り立った崖に囲まれた深い渓谷をなしている。その右岸にある。遊歩道はこの溶結凝灰岩の壁を階段と梯子で下りる。下りきると壁伝いに進むことになるが、岩の隙間から水が噴出してくるようになる。節理の様子は不規則に見えるが、縦の亀裂から水が出ている。暫く行くと溶結凝灰岩の壁が谷の方にぐっと張り出すところがあり、その先端から多くの落水が見られて見事な滝になっている(写真)。

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