はじめに
雁回山の麓には木原不動尊があり、信仰に関連した三つの滝がある。いずれも明らかに人工滝であり、滝としての見栄えがするものでもない。滝と名が付く以上、気になるのでレポートしておく。
行程
熊本市から国道３号線を南下。富合町南田尻で県道３８号（宇土甲佐線）に左折。３ｋｍ余り、木原不動尊の標識で右折し３００ｍ先、不動尊を過ぎたところに池と標識がある（下図）。
黒線は車道、ピンク線は歩道である。歩いて行くなら池の畔から歩道を行き、二の滝は直ぐ。小屋があるので直ぐわかるが、滝のショボサに戸惑うであろう。川を渡って崖を少し登り車道に出るのがよい。車なら最初から車道を行けばよいが、二の滝への降り口は注意してないとわからない。車道から一の滝、三の滝への入り口は標識があるので気をつけてみること。駐車場はないが駐車スペースはある。一の滝、三の滝とも小屋があるので場所はわかる。
一の滝
三滝の中で一番整備されている。明らかな人工滝。滝上には不動明王像がある。
二の滝
転石がごろごろとした急傾斜の渓谷に転石の間から水が落ちている。これが二の滝だろう。
三の滝
写真のように石の上からホースで水を落としている。
以上三滝を含め、周囲は赤色の砂質礫岩。何れも人工滝だから滝の成因には何の関係はないのだが・・・
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