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所在地：薩摩川内市（旧入来町）岩下
撮影：２００５年３月
落差：？
交通
入来方面から
鹿児島市から国道３２８号を北上し薩摩川内市との境にある入来峠を１００ｍ程過ぎたところで左折。約３ｋｍの所にあるゴルフ場のクラブハウスの手前の標識で左折。ゴルフ場の敷地を横断する。敷地を抜け約１ｋｍ下ったところに案内看板と駐車場がある。
樋脇方面から
旧樋脇町中心部から県道３３５号及び３６号を南へ約８ｋｍ、藤本の交差点に藤本の滝への小さな標識がある。左折して４００ｍ藤本の滝への標識（直進）を無視して道なりに右折。約１Km弱、岩下の集落の所の急傾斜の小道を上がる。約１ｋｍで滝が見える。１５０ｍ先に案内看板と駐車場がある。
見所
市比野川の上流、岩下仙峡にはいくつかの滝がある。駐車場には案内板があるが、やや分かりにくいので下図を参照してください。この図に示した下流には藤本の滝があるので、五連滝と考えて良い。
何れの滝も火山由来であることは間違いがない。溶結凝灰岩と思うが確認は取れていない。
洗心の滝
駐車場から標識に従って遊歩道の坂（崖）を上がる。すぐに下に川が見える。２〜３分歩くと洗心の滝がある。
両脇に広がった断崖の真中の窪んだところから水が落ちている。滝の上三分の一ほどの所に段がある。岩石に節理が見えるが、柱状節理というか、右上から左下に傾斜した板状節理と言うべきか表現に戸惑う。
滝の下流部は急傾斜で落ちていくため、水たまり程度の滝壷しか発達していない。 仙人の滝
洗心の滝の直上にあるが道案内はない。洗心の滝の向かって右手(左岸）の岩屑が沢山ある崖を登り、先進の滝の直上へと回り込む。
写真に見るように二段になり直線状に落下する滝。節理の様子は洗心の滝と同様だがより明瞭な形態を呈する。
水溜り程度の滝壷を有し、洗心の滝へと連続していく。 践祚の滝
駐車場から岩下方面（下流側）に橋を渡ってすぐに遊歩道の入り口標識がある。遊歩道といっても川原に降りるだけの短いもの。践祚の滝はこの川と支谷の合流点、支谷側にかかる。右の写真は石伝いに川を渡り、直下から撮影したもの。
一目瞭然ながら、積石状の方形節理を段段に水が落ちていく特異的な外観を持つ。上流の２滝とは異なり傾斜は緩やかである。
滝直下は水溜り程度で滝壷らしい滝壷とはなっていない。 |
