大分県の滝

大分県の滝

鹿児島の滝

　

原尻の滝
沈堕の滝（雄滝）
沈堕の滝（雌滝）
白水の滝

　

　

１．原尻の滝	地図

所在地：豊後大野市緒方町原尻撮影：２０００年１０月落差：２０ｍ、幅１２０ｍ交通竹田市中心部より国道５０２号線を東へ約６ｋｍ、標識に従い右折し、県道７号（緒方高千穂線）へ、約１ｋｍ、標識に従い左折する。駐車場多数。	見所緒方川にかかる。日本の滝１００選の一つ。落差は低いが、幅が広い。水量が多いときは川幅全面から落水するという。　滝面は半円形をなし、溶結凝灰岩の柱状節理を有している。滝壺も円形で広く、平地のただ中に滝が存在するというのも特徴的である。滝口には甌穴が存在する。このＨＰでいう「阿蘇の滝」の典型的特徴を持っている。
２．沈堕の滝（雄滝）	地図

所在地：豊後大野市大野町沈堕撮影：２０００年１０月落差：２０ｍ、幅１００ｍ（現地案内板）交通竹田市中心部より国道５０２号線を東に約１２ｋｍ、県道２６号線（三重野津原線）に左折し、約１ｋｍ大野川を渡り数百ｍほど先に駐車場入り口がある。徒歩５～１０分。	見所沈堕の滝はこの雄滝と次の雌滝からなっている。雄滝は大野川本流（大野町と清川村の境界）にかかり、落差の割に幅が広く、「豊後のナイアガラ」とも呼ばれる。また古くより絶賛され雪舟の絵でも有名になったという。　残念ながら明治時代末に沈堕発電所が建設され、滝の上流に取水堰が設けられ、その残骸が折角の景観を台無しにしてしまった。それにしても水量も多く見事な滝である。
３．沈堕の滝（雌滝）	地図

所在地：豊後大野市大野町沈堕撮影：２０００年１０月落差：１８ｍ、幅４ｍ（現地案内板）交通沈堕の滝（雄滝）参照。	見所沈堕の滝雄滝の数百ｍ下流、平井川が大野川の左岸に合流する地点にかかる。滝壺は大野川本流で左から右に流れる。この写真は大野川の右岸より撮影した。　大野川は雄滝の下流から両岸ともに柱状節理で切り立った断崖となっている。雄滝と雌滝の間には石造りの沈堕発電所の後がある。
４．白水の滝	地図

所在地：竹田市荻町撮影：２０００年１１月落差：３８ｍ（現地案内板）交通熊本方面から国道５７号線で竹田市菅生から標識に従い県道６４０号線に入り、あとは荻町を縦断することになるが、標識が完備している。駐車場より徒歩１０分。	見所駐車場から一番奥のこの滝に至る間の断崖のあちこちに大小の滝や岩の間から水がほとばしっている。かっては約１００ｍに渡って湧水が飛び散って白く光り日本一の飛泉と讃えられたという。明治３８年白水井路が完成し、この写真の右に続く断崖の上部に取水樋が掛けられ灌漑に用いられた結果、その下の滝の水量は大幅に減少したと考えられる。　この写真の滝は原型を残す場所ということになろうと思うが、この滝の右側一帯にこのような滝が連続し、辺り一帯に轟々と落水し水が飛び散る様を想像すると圧倒される思いがする。

鹿児島の滝